今回は少し話題を変えてデッキ構築・戦術関係のお話を
９期以降テーマデッキの縛りに囚われず、汎用性の高いカードが増え、１１期になった今でもドラグマをはじめ少ないスロットで戦えるテーマは変わらず増えています。
少ないカードで動ける＝他のテーマに出張も可能という事です。
比較的新しいものから往年の出張セットまでいくつか紹介していこうと思います。
基本的には8枚以内のスロットで動き尚且つ、メインギミックを阻害しない出張セットを紹介をしていこうと思います。
教導（ドラグマ）
《教導の聖女 エクレシア》2~3枚
《教導の騎士 フルルドリス》1~2枚
《ドラグマ・パニッシュメント》1~2枚
《灰燼竜 バスタード》1~2枚
《旧神 ヌトス》1~2枚
RISE OF THE DUELISTにて登場したドラグマもかなり汎用性の高いテーマです。
召喚獣やシャドールと組まれる事が多いですが他のテーマへの出張も可能です。
主な使い方
１、天底の使徒でバスタードを墓地に送りエクレシアをサーチ。
２、エクレシアを通常召喚or自身の効果で特殊召喚しパニッシュメントをサーチ。
３、エンドフェイズにバスタードの効果でフルルドリスをサーチ。
上記の手順でフルルドリスによる効果無効とパニッシュメント、ヌトスによる計2枚の除去を構えることが出来ます。
フルルドリス以外は素引きしても腐らないのが最大のメリットと言えます。
注意点
ドラグマ関係のカードは発動後EXデッキからの特殊召喚が出来なくなるので展開が必要な場合は先にやっておく必要があるので気を付けましょう。
SR（スピードロイド）
《SRベイゴマックス》 １枚（制限カード）
《SRタケトンボーグ》 1〜2枚
ブースターSP-ハイスピー・ドライダーズ-で登場して以来、様々なデッキに出張された９期を代表する出張セットです。
主な使い方
１、ベイゴマックスを自身の効果で特殊召喚し、タケトンボーグをサーチ
２、タケトンボーグを自身の効果で特殊召喚
始動役のベイゴマックスが制限カードなので安定性は下がってしまったが召喚権を使わずにモンスターを２体並べられるだけでなく、この２枚だけでもリンク召喚、エクシーズ召喚が出来るのは強力無比な効果です。
風属性がメインのデッキであればタケトンボーグをカールターボに変えることでさらにパンプアップを狙うことも出来ます。
デュエリストパック疾風のデュエリスト編で再録され手に入りやすくなったのもポイントが高いです。
注意点
下級モンスターである為、腐ることはないがタケトンボーグを素引きしてしまうとコンボが成り立たなくなるのは注意が必要です。
WW（ウィンド・ウィッチ）
WW-アイス・ベル 2〜3枚
WW-グラス・ベル 1〜2枚
WW-スノウ・ベル 1枚
☆７風属性Sモンスター 1枚
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン 1枚
レイジング・テンペストで登場したテーマ
環境で活躍していたのは2017年と少し古いですが個人的にかなりお気に入りの出張セットです。
Vジャン付録のハーピィズ・ペット・ドラゴン-セイントファイヤーギガや疾風の決闘者の発売で 風属性テーマに注目が集まっているのでこちらも紹介します。
主な使い方
１、アイスベルを自身の効果で特殊召喚しグラスベルをリクルート
２、グラスベルの効果でスノウベルをサーチし、スノウベルを自身の効果で特殊召喚
３、アイスベルとグラスベルで☆７風属性モンスターをS召喚
４、☆７SモンスターとスノウベルでクリスタルウィングシンクロドラゴンをS召喚
上記の手順で召喚権を使わずに効果破壊耐性持ちのクリスタルウィングシンクロドラゴンが特殊召喚し、オマケで500のバーンダメージを与える事が出来ます。
☆７シンクロモンスターはウィンドペガサス＠イグニスターやWWウィンター・ベルが採用候補となります。前者であればこちらのカードの破壊をトリガーとしたバウンスを構える事ができ、後者であればさらに800のバーンダメージを追加できます。
昨年春のルール改訂でSモンスターをメインモンスターゾーンに出せるようになった為、環境で活躍していた頃よりも使いやすくなっています。
BLAZING VORTEXにて強化も受けている為、出張だけでなく単体でも戦えるようになりました。
サーチ、リクルート、バーンダメージを得意としている、可愛い見た目に反して強力なテーマです。
注意点
特殊召喚やサーチを複数回行う特性上、灰流うららや増殖するGに弱い事、スノウベルの素引きでコンボが成立しなくなるなどの弱点はありますが効果破壊耐性持ちのクリスタルウィングは今の環境でも厄介な存在です。
レインボーネオス
E・HERO ネオス 1枚
究極宝玉神 レインンボー・ドラゴンor 究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン 1枚
ネオス・フュージョン 1枚
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ 1枚
ドラグーンオブレッドアイズの禁止以来、ヴェルテアナコンダの新たなる相棒はレインボーネオスです。
主な使い方
１、効果モンスター２体でヴェルテ・アナコンダをリンク召喚
２、ヴェルテ・アナコンダの効果でネオスフュージョンを墓地に送り効果をコピーし、レインボーネオスを特殊召喚
レインボーネオスが実質リンク２モンスターになるのは強いの一言に尽きます。
コストは必要ですが相手のモンスター、魔法・罠、墓地のいずれかを全てデッキバウンスできる超強力な効果を持っています。
十代とヨハンのエース同士の融合体なので人気の高いカードでもあります。
ただこいつHEROの名前持ってないからHEROデッキだとサポート共有できないんだよな・・・
闇属性メインのデッキであればレインボードラゴンよりもレインボー・ダークドラゴンを採用しておくと仮に素引きしても、墓地さえ超えていれば最悪腐らずに済む事もあります。
注意点
ただネオスフュージョンによる擬似耐性は付きますが、ドラグーンと違い妨害効果は特に持ってないので考えなしに出せるカードではないです。
ネオスや究極宝玉神を素引きするとコンボ不可ではないにしろ腐ってしまうことにも注意が必要ですが、ネオスフュージョンであれば素引きしても問題ないです。
あと攻撃力500のヴェルテアナコンダが棒立ちになってしまうのも何らかのケアが欲しいところ
今回は上記４つの出張セットの紹介でした。
今のデッキにパワー不足を感じていたり、少しデッキに一味加えたいと思っている方は試してみてはいかがでしょうか？
今後も定期的に出張セットを紹介していこうと思います。
最後に・・・ 読んでいただきありがとうございました！
もしこの記事をいいと思っていただけたらぜひ⭐︎や読者登録お願いします！
遊戯王OCG デュエルモンスターズ デュエリストパック -疾風のデュエリスト編- BOX CG1730
