今回はデュエルの中でも重要な役割を占めるドロー魔法カードについて紹介します。
どんなに強力なカードでもデッキに眠ったままでは意味はなくまた手札が多ければその分展開に使えるパターンも多くなるため、より戦術の幅を広げる事が出来ます。
初心者の方から歴戦の決闘者の皆様までデッキ構築に悩んだ際には参考にしていただけると幸いです。
《強欲 で貪欲 な壺 /Pot of Desires》
通常魔法(準制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
デッキトップを10枚裏側で除外することで2枚のドローが出来ます。
デッキの中に特定のカードを必要とするデッキの場合はキーカードを除外してしまう可能性がある為、採用を見送られる事もありますが、比較的多くのデッキに採用できるカードです。
ただし「灰流うらら」をチェーンされるとデッキトップを除外するだけとなってしまいかなりの損失を受ける為、先に何か囮を発動するなどプレイングに注意しましょう。
また叢雲ダイーザで使った場合は、「紅蓮魔獣ダイーザ」の攻撃力を一気に4000もUPできます。
《強欲 で金満 な壺 /Pot of Extravagance》
通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの
裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
メインフェイズ1開始時にしか発動できませんがEXデッキのカードをコストに2枚ドローができます。
EXデッキから除外されるカードはランダムである為、重要なカードが除外されないように予め複数枚積んで除外のリスクを軽減するか、ふわんだりぃず、帝、真竜などのEXデッキに頼らずに戦えるデッキで採用できます。
《強欲 で謙虚 な壺 /Pot of Duality》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、
その中から1枚を選んで手札に加え、
その後残りのカードをデッキに戻す。
厳密にはサーチカードになりますがデッキトップからカードを3枚めくりそのうちの1枚を手札に加えることが出来ます。
発動ターンは特殊召喚ができない為、特殊召喚をしないデッキと相性がいいです。
サーチカードである為、「ライオウ」や「超雷龍-サンダードラゴン」が存在する場合は発動ができないので気をつけましょう。
《金満 で謙虚 な壺 /Pot of Prosperity》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はカードの効果でドローできない。
(1):自分のEXデッキのカード3枚または6枚を裏側表示で除外して発動できる。
除外した数だけ自分のデッキの上からカードをめくり、その中から1枚を選んで手札に加え、
残りのカードを好きな順番でデッキの一番下に戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは半分になる。
こちらも厳密にはサーチカードです。
EXデッキのカードを裏側で除外しその枚数分デッキトップからカードをめくり、そのうちの1枚を手札に加えることが出来ます。
「強欲で金満な壺」と違いEXデッキから除外するカードは自分で選べる為、このカードはEXデッキを1ターンで全て使うデッキでもない限り殆どのデッキで採用可能です。
《貪欲 な壺 /Pot of Avarice》
通常魔法
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。
墓地のモンスターを5枚デッキに戻すことで2ドローが出来ます。
一見するとデッキの逆圧縮となりますが、EXデッキのモンスターを選択すればメインデッキには戻らない為、デッキの逆圧縮を最低限にする事が出来ます。
閃刀姫、コードトーカー、@イグニスター、ホープなどのEXデッキからの特殊召喚を何度も行うデッキと相性がいいです。
またWW、ガジェット、シャドールなどのデッキ内に特定のカードを必要とするデッキにおいて墓地に送られたカードを再利用する使い方も出来ます。
《成金 ゴブリン/Upstart Goblin》
通常魔法
(1):自分はデッキから1枚ドローする。
その後、相手は1000LP回復する。
相手ライフの回復と引き換えに1枚ドローするカードです。
手早く墓地の魔法カードを増やしたい閃刀姫の他
相手LPの回復を逆手に取ってシモッチバーンやLPの関係のないエクゾディアなどの特殊勝利を狙うデッキに採用できます。
またこのカードは複数のカードによりストーリーが展開されているカードの1枚であり
「成金ゴブリン」の成功から没落そして悪の道に染まっていくゴブリンのストーリーが展開されています。
カードの背景に隠されたストーリーを読み解いていくのも遊戯王の楽しみのひとつです。
《トレード・イン/Trade-In》
通常魔法
(1):手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
☆8モンスターをコストに2枚ドローする事が出来ます。
ブルーアイズ、 D-HEROなどの☆8モンスターを多く採用したデッキで活躍できます。
またこのカードにはターン1制限がないので1ターンに複数枚発動する事も可能です。
☆9モンスターをコストにした「九字切りの呪符」、☆7モンスターの除外をコストにした「七星の宝刀」、☆6モンスターをデッキボトムに戻すのをコストにした「星呼びの天儀台」などの類似カードも存在します。
自分のデッキのモンスターのレベルに合わせたものを採用しましょう。
※トレードイン以外の3種は1ターンに1枚しか発動できません。
《命削 りの宝札 /Card of Demise》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。
このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。
エンドフェイズに手札を全て捨てるデメリットがありますが、脅威の3枚ドローが可能なカードです。
発動後相手に与えるダメージが0になりますがバトルフェイズ後に手札補充としてメインフェイズ2に使用すればこのデメリットは回避できます。
メタビート、真竜、kozmo、アーティファクトなどモンスターが少ないデッキや手札のモンスターをうまく処理できるデッキと相性がいいです。
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まとめ
以上、比較的採用率の高いドローカードの紹介でした。
中には癖の強いカードもある為、自分のデッキにあったものを選んで採用しましょう。
最後に・・・
読んでいただきありがとうございました!
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